個人で使うクラウドサービスでまず便利なのがオンラインストレージだ。ネット上のハードディスクを便利に使うことができる。
使い方は簡単でまず、DropBox のサイトにいって、名前とメールアドレス、適当なパスワードを入力して、Dropboxのソフトをダウンロードしてインストールするだけ。Windows Mac Linuxで使える。
そうすると通常「マイドキュメント」フォルダの中に「My Dropbox」というフォルダが作成されるので、その中にバックアップしておきたいファイルを入れておくだけだ。
後は自動的にDropboxのクラウドストレージ上にアップロードされる。ファイルを更新したり、新しくファイルを放り込むとその度に自動でアップロードしてくれる。
Dropboxが真価を発揮するのは複数のパソコンでデータの同期をとる時、同じアカウントのDropboxフォルダを自動的に同期してくれるのだ。これを使って私はやりかけの仕事のファイルを自宅のパソコンと同期させている。とても便利だ。
Dropboxにはファイルの変更履歴も自動的に保存をしてくれる機能がある。DropboxのWebサイトには保存したファイルの変更をバージョン毎に保存してくれているので、うっかり間違えて更新してしまったファイルも大抵のケースでリカバリーができるのだ、じつはこれで命拾いをしたことが何度かある。
ともかくDropboxの素晴らしいのはふだんまったく意識することなく、ファイルを保管してくれることだ。
あとiPhoneを使っているならGoodReaderという有料だが神レベルのアプリと連携をして、大きなPDFファイルをクラウド上に置いておき、必要なときにiPhoneにダウンロードして閲覧をすることもできる必需品なのだ。