2012年6月23日土曜日

「フェイスブックが危ない (文春新書)」

フェイスブックが危ない (文春新書)

著:守屋 英一
価格:¥714
「Facebook自体が危ない」(から使うな)という本では無く「貴方のFacebookではその設定や使い方が危ない」という趣旨で、なんとなく不安を感じながら毎日Facebookを使っている方にお薦めの新刊です。
初心者向けというよりもある程度Facebookを使っている方向けの様々なアドバイスが記載されています。
 一般読者向けに書かれた新書ですので、やや説明不足というところもなくはありませんけれど、人にFacebookの利用を薦めておきながら設定について聴かれてもわからないレベルの人、仕事がらみでFacebookを使っている人、プライバシーの漏洩について漠然とした不安を感じつつFacebookを使い続けている人にとって、他の類書にはない個人レベルのセキュリティという観点から網羅的に説明がなされています。

・個人情報の公開範囲に注意。
・Facebookに登録するメールアドレスに注意(元カレや元カノが友達候補に出てくる、きゃー)
・会社の上司から友達申請が来ちゃった、断ると角が立つし、プライベートなやりとりはみられたくない。
・若い女性はストーカー行為に注意。
・会社や家庭でもガイドラインをつくろう。

といった様々な局面におけるFacebookの利用テクニックが満載されています。